自ら学ぶ塾  
      

この塾は一斉授業の塾ではありません。個人の演習によって実力をつける塾です。基本的な演習問題から始めてレベルの高い演習問題へ次々に取り組んで自ら学んでいく方式をとっています。セミナー式個人演習というその方式は40数年変わりません。
 その演習内容は個人によってことなります。どういう教科のどういう単元からスタートするかも個人によってことなります。進み方もちがいます。教材も塾生によってちがいます。また、進み方を途中で変更したり学んだことを自己チェックできるようにプリントも使います。わからないまま先へ進むことはありません。塾生が既に学んだ分野からスタートします。新しい領域には解説と導入問題をやりながら入っていきます。
 演習は継続が大切です。したがって、自宅演習を課題として出しますが、これも個人によってことなります。その塾生のできる範囲でしか出しません。できなかったときは次回の授業でそこから演習が始まります。そういう積み重ねの中で塾生が自ら学ぶ姿勢を身につけるようにうながします。
 だから、具体的な話になりますが、家で勉強しないから塾に行って勉強するんだとか、塾で長時間やれば家でやらなくていいとか、といった考え方はもたせないようにしています。家で食事したり風呂に入ったりするのと同じように、当たり前のこととして生活の中に勉強を習慣化させることをまず第一に身につけさせるようにしています。
 まちがった考え方やイメージをもったまま塾通いをしても大した効果は出ません。生徒たちが、初めは誰かが何かできるようにしてくれるんじゃないか、といった気分で通塾してくるのはやむを得ないとしても、結局は、自ら学ぶ自立した学習姿勢を身につけなければ何にもなりません。自力で解ききったときの満足感や成功感こそ塾生を成長させるために必要なものです。セミナー式演習授業では、塾生にヒントや考え方を示しながら、できるだけ自力で最後の答えまで導くようにうながしていきます。
 そして、そうやって一応解いた問題は、今度はだれの助けも受けず自力でもう一度やってみるということを実行させます。この反復ということが大切になります。反復するたびに何か気付いていくものがあるのです。

                         自宅演習

塾関係者の中には生徒の学校での一日という問題を忘れている人がいます。宿題とか課題、提出物などもあります。そういうものをいい加減にしておけばいい内申はつきません。それを無視して、定期試験の対策ばかりしてもうまくいかないようになっています。教科担任が決めたルールをしっかり守らないといけません。何をいつまでに提出する、といったことをちゃんと覚えていて実行しないといけません。与えられたプリント類を整理して保存しすべきだし、ワークの範囲などはあらかじめ自分でやっておくべきです。成績学力の向上しない塾生たちの多くはすでにこういうところからいい加減になっている場合が多いのです。親や教師が少々注意したぐらいでは改善しない生徒も多くなっています。そういう問題を放置しておいてとってつけたような新しい勉強をやらせても生徒はまったく変わりません。では、どうすればいいでしょうか?
 塾生によりますが、一例をあげるなら、まずそういうものを持ってこさせて茶封筒に入れたり、ファイルに綴じたりして整理させることをやらせます。整理するものを整理させ、片付けるものを片付けさせるのです。そして、忘れているものはないか?やっていないことなないか?今後やるべきことは分かっているか?そういうことを考えさせメモさせます。こういう子たちにはこういうやり方が必要なのです。しかも強い権限でやらないといけません。穏やかにやっていてはその場限りで、面倒臭がって持続しません。こうして日々の学習の目標と今欠けている点を自覚させていくことをやっていきます。黙っていても、学校の勉強の結果や成績の管理、今後の予定などを自分できちんと把握できるようにすることができるようにさせておかないと新しい勉強を付け加えても入っていかないし効果もないのです。 その上に立って、自宅で宿題などやるべきことを自分からやるという学習のスタイルを確立させていくしかありません。


                         定期試験対策


多くの生徒は試験前一週間ぐらいからあわてて勉強するといった感じです。どうしてもっと前もってやらないのか尋ねると、そのくらいにならないと試験範囲に発表されない、と答えます。しかしこれはちょっとへんですね。「自ら学ぶ」という姿勢をふだんから自分のものにしている塾生ならどこからどこまで勉強しているからこうなるであろうという予測はすでに立つはずです。日々の学習が定期試験をも意識したものになっているはずです。定期試験対策は自分の苦手なものの演習に特化できるはずです。だが、いまだそうなっていない塾生も多いのが実情です。したがって、われわれが日常の「自ら学ぶ」態度の形成に力を入れざるを得ない問題点がここにあります。
 この塾では試験前一週間は連日来て演習を受けたり自力で試験勉強したりできることになっています。試験前に行って範囲を勉強してわからないところは質問すればいいやといった安易な態度の塾生を作ってしまうということにもなりかねません。またそういう学生は定期試験で何とかなっているから実力もそれなりにあるものと勘違いを起こしやすいのです。ところが試験範囲だけ勉強して何とかなっていても実力は別です。そういう生徒は本当の積み上げがないから脆いし崩れてもその原因がいつまでもわからない場合が多いのです。
 我々はこうした点を十分に注意しながら真の実力をつける機会として定期試験対策も行っているわけです。

                       できる、できない、ということ

 できる、できないということは初めからある輪郭ができています。しかし、できるまま、できないままというのはありえないのです。「自ら学ぶ」という姿勢をつけた塾生はかならず伸びていきます。もっともよくないことは、自分はできると思い込むこと、または、自分はできないと思い込むことです。周囲の期待や自分の思い込みでいったんそうなった生徒は伸びが止まってしまいます。今の偏差値社会の影響もあります。できるものが頭打ちにならないように、また、できないものが投げ出さないように絶えず指針と目標を与えて「自ら学ぶ」姿勢を絶えず高度化させていくことが我々の仕事となります。そして、ある程度のところまで成長すれば、助けを必要とせず多くのことを自力でこなせるようになるのです。そうすれば自分の行きたい大学を絞った受験勉強だけで済みます。ここはそういう塾だとお考えください。
                                                                              連絡3902-3205